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衛星データ提供を…各国大使に協力求める

2014年3月17日 7:32

 消息を絶っているマレーシア航空機についてマレーシア政府は、機長と副操縦士の自宅を捜索したことを明らかにした。

 マレーシア当局は、航空機の通信手段が意図的に切断されていたことから、乗客・乗員に加え、全ての関係者を捜査しており、15日、機長と副操縦士の自宅を捜索した。機長の自宅にあった、操縦訓練を行うフライトシミュレーターを押収し、専門家が分析を進めている。

 マレ-シア政府は、衛星が最後にとらえた信号から航空機は中央アジアのカザフスタン方面か、インドネシアからインド洋にかけた海域のどちらかに飛行を続けた可能性が高いとみており、関係各国の大使に衛星データの提供など協力を求めた。

 宮川眞喜雄・駐マレーシア大使「衛星データの情報提供は現時点で行っていない。しかし、今後その可能性はあるだろう」

 マレーシア政府は捜索の協力要請を25の国と地域に拡大し、発見を急いでいる。