×

米大統領、各国首脳と住民投票反対で一致

2014年3月9日 15:18

 アメリカのオバマ大統領は8日、イギリス、フランスなどの首脳とウクライナ情勢について電話会談し、南部・クリミア自治共和国で今月16日に予定されている住民投票の実施について反対する立場で一致した。

 ホワイトハウスによると、オバマ大統領はイギリスのキャメロン首相やフランス、イタリア、バルト三国の首脳と相次いで電話会談した。その中で、クリミア自治共和国で今月16日に予定されているロシア編入の是非を問う住民投票について、「ウクライナの憲法に違反する」として実施に反対するとの立場で一致した。その上で、「ウクライナの将来に関する全ての決断はウクライナ政府が関与しなければならない」としている。