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北ミサイル発射 米国防総省が見解を訂正

2014年3月1日 16:02

 アメリカ国防総省は先月28日、北朝鮮が短距離弾道ミサイルを発射したことに対し、当初、「認められている権利だ」としていた見解を訂正し、「国連の決議に反する行為だ」と批判した。

 国防総省は、北朝鮮が先月27日短距離弾道ミサイル・スカッドを日本海に向けて数発発射したことに対し、「スカッドミサイルの発射実験は、国連の安保理決議に違反する行為ではなく、認められている権利だ」との見解を示し、静観する構えを見せていた。

 しかし、先月28日になって一転、「安保理決議に違反する行為だ」と見解を訂正し、深刻に捉えているとの懸念を示した。安保理決議では、北朝鮮による「弾道ミサイル技術を使ったいかなる発射」も禁じている。