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米国務省、中国・北朝鮮の人権状況を批判

2014年2月28日 9:39

 アメリカ国務省は27日、世界の人権に関する報告書を発表し、中国で人権活動家らに対する脅迫が引き続き増加していると批判した。

 報告書では中国の人権状況について、実刑判決を受けた許志永氏ら人権活動家や弁護士に対する脅迫や拘束が、引き続き増加していると指摘した。

 「人権状況改善に向け、偉大な功績が達成できたのは、法律によるものではなく、個人によるとても勇気のある行動があったから」-ケリー国務長官はこのように述べ、許氏らの活動を評価し、機会を奪われた人に代わり、アメリカが積極的に人権問題に取り組んでいく姿勢を示した。

 また、北朝鮮については、政府が市民に対して表現の自由を厳格にコントロールする状況が続いていると批判している。