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マウントゴックス、民事再生手続き申し立て

2014年2月28日 18:53

 インターネット上で取引される仮想通貨「ビットコイン」の取引所のひとつが取引停止状態となっている問題で、取引所の運営会社「マウントゴックス」の社長が28日午後6時半頃に都内で会見を開き、民事再生手続きを申し立てたことを明らかにした。

 マウントゴックスのマルク・カルプレスCEO「システムに弱いところがあり、ビットコインがなくなって、その結果、ご迷惑をかけしまって申し訳ありませんでした」

 代理人の弁護士によると、マウントゴックスは28日、東京地裁に民事再生手続き開始の申し立てを行い、受理されたという。

 ビットコインをめぐっては、マウントゴックスが取引を停止したことで利用者が預けたビットコインを引き出すことや現金に換えることができなくなっており、巨額の資金が失われる可能性が指摘されている。しかし、マウントゴックスからは具体的な説明が何もなく、利用者の間ではとまどいが広がっていた。