×

H2Aロケット23号機、打ち上げ成功

2014年2月28日 8:38
H2Aロケット23号機、打ち上げ成功

 日本とアメリカが共同で開発した人工衛星を載せたH2Aロケット23号機が28日未明、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、無事、成功した。

 H2Aロケット23号機は28日午前3時37分に種子島宇宙センターから打ち上げられた。ロケットは約16分後に予定の軌道で衛星を切り離し、打ち上げは無事、成功した。ロケットに載せて打ち上げられたのは、世界各国が協力して進めている地球の降水観測計画「GPM計画」の中心となる衛星で、他の複数の衛星とともに、地球全体の降水量を高い精度で観測し、天気予報の精度向上の他、洪水や台風など災害対策への活用も期待されている。

 今回の衛星はJAXA(=宇宙航空研究開発機構)とNASA(=アメリカ航空宇宙局)が共同で開発したことから、アメリカのケネディ駐日大使も種子島入りし、打ち上げを見守ったという。