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電気購入を自由に選択…法案を閣議決定

2014年2月28日 13:56
電気購入を自由に選択…法案を閣議決定

 政府は28日、2016年をメドに、一般家庭も電気をどの会社から買うか自由に選べるようになる電気事業法の改正案を閣議決定した。今の国会に提出し、成立を目指す。

 28日に閣議決定された電気事業法の改正案は、発電や電気を販売する事業への参入を2016年をメドに全面的に自由化するもの。

 現在、家庭向けの電気は、東京電力や関西電力など電力10社が地域ごとに販売を独占しているが、他の地域の電力会社や電力会社以外の会社も自由に参入できるようにし、競争を促すのが狙い。

 法案が成立すれば、一般家庭も電気をどの会社から買うかを自由に選べるようになる。