先週末、幕を閉じたソチオリンピックが行われたロシア・ソチでは、来月７日からパラリンピックが開幕する。これを前に聖火リレーが始まった。

　今回の聖火リレーは、一つの聖火が各地を巡るのではなく、複数の町で同時に行われる形式。２６日には、極東の町・ウラジオストクなど５カ所で行われ、聖火を手にした走者が姿を見せると沿道に詰めかけた人たちからは大きな歓声があがった。

　今回の聖火リレーには、世界各国のパラリンピック・メダリストを中心に１５００人以上が参加し、来月７日までロシア国内の４５の町で行われる。日本からは、ロンドン・パラリンピックに出場した佐藤真海選手が参加する予定。

　走者の１人は、「障がいを持つ若い人たちがスポーツを始めるきっかけになれば」と話していた。