政権が崩壊したウクライナでは、ロシアとのつながりが深い南部や東部で、ロシアへの帰属を求める住民と新たな政権を支持するグループによる小競り合いが起きた。

　こうした中、ウクライナ国境周辺を管轄する軍の部隊が２６日から軍事演習を行うとロシアが明らかにしたことに対し、アメリカ国務省は２６日、ロシアの軍事演習はウクライナの状況を悪化させる間違った行動だと指摘。ウクライナの安定を脅かすいかなる行動もとるべきではないと批判した。

　一方で、ロシア側と緊密に連絡をとりあっていることも強調した。