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NYダウ18ドル高 終値1万6198ドル

2014年2月27日 8:12

 26日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、住宅関連の経済指標が好調だったことなどから20ドル近く値を上げて取引を終えた。

 この日はアメリカ商務省が先月の新築住宅の販売件数を発表したが、前の月から9.6%と大きく増加したことが分かった。住宅市場の改善を示す指標を受け、市場では買いが優勢となった。また、大手ディスカウントストアや大手ホームセンターなど小売り各社が決算を発表したが、市場の予想を上回る内容が多く、買いの材料となった。

 一方で、市場関係者によると、27日に行われるFRB(=連邦準備制度理事会)のイエレン議長の議会での証言を見極めたいと考える投資家も多く、様子見ムードも強かったという。

 こうしたことからダウ平均株価は前日比18ドル75セント高の1万6198ドル41セントで取引を終えた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は4.47ポイント高の4292.06で取引を終えている。