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イスラエル大使館がアンネ本を杉並区に寄贈

2014年2月27日 20:07
イスラエル大使館がアンネ本を杉並区に寄贈

 東京や横浜の図書館でアンネ・フランクに関連する書籍が破られる被害が相次ぐ中、東京・杉並区役所で27日午後、イスラエル大使館から被害の多かった杉並区に「アンネの日記」に関連する本が寄贈された。

 イスラエル大使館のペレグ・レヴィ氏「イスラエル大使館と日本ユダヤ教団は日本との友情の証しとして、被害にあった本の取り換えの支援することを決意しました」

 今後、被害にあった自治体に約300冊の寄贈が決まっているという。

 また、古屋国家公安委員長は27日、ユダヤ人国家であるイスラエルの公安大臣と面会した際、徹底捜査を約束した。

 誰が何のために破ったのか、いまだに多くの謎が残る今回の事件。警視庁などは、被害にあった図書館や周辺の防犯カメラを回収し、不審な人物が映っていないか解析するなど犯人の特定を急いでいる。