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TPP閣僚会合 知的財産などの交渉で課題

2014年2月22日 19:46
TPP閣僚会合 知的財産などの交渉で課題

 TPP(=環太平洋経済連携協定)の閣僚会合が22日からシンガポールで始まった。しかし、日米協議の他、知的財産など各分野の交渉で課題が残されている。

 甘利経済再生担当相「(日米が)お互いの厳しさに配慮しつつ、どれだけ水準を上げていくか、ここが一番の勝負だと思います」

 会場では交渉参加12か国の閣僚による全体会合で、4日間の日程で行われる会合での課題の確認などが行われたもよう。

 今回の会合で大筋合意できるかのカギを握るのは農産物重要5項目を巡る日米協議。事前の実務折衝では、100%の関税撤廃を求めるアメリカとの間で溝が埋まらないまま、閣僚会合を迎える形になった。

 日本は22日、6か国との2国間協議を予定しており、最後に行われるアメリカとの協議で、合意に向けて譲歩を求めていくことになる。