２１日の東京株式市場で日経平均株価は大きく値を上げた。日経平均株価の終値は前日比４１６円４９銭高の１万４８６５円６７銭。

　アメリカで景気は回復傾向にあるという見方が強まったことから、２０日のアメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価は３営業日ぶりに上昇した。アメリカでの株高や外国為替市場で円相場が円安傾向にあることなどから、２１日朝の東京株式市場では幅広い銘柄で買い戻しの注文が入った。午後に入り円相場が１ドル＝１０２円台半ばとさらに円安に傾いたことを受けて、日経平均株価は４００円以上、大きく値を上げて取引を終了した。

　東証１部の売買代金は概算で１兆９６８１億円、売買高は概算で２０億７８５７万株。