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未明に部屋に雪が…関東の山間部で孤立続く

2014年2月20日 16:16
未明に部屋に雪が…関東の山間部で孤立続く

 大雪から6日たった20日も、関東地方の山間部では一部の集落で孤立状態が続いており、雪崩による被害も出ている。

 東京・奥多摩町では、雪崩で道路が寸断されたり、建物が壊れたりする被害が相次いでいる。

 15日未明、就寝中、部屋の中に雪が一気に押し寄せ、天井近くまで達した石山久輔さん(64)は、4時間かけて脱出したという。石山さんはその後、避難所で過ごしていたが、地域の孤立状態が解消されたため、20日朝に自宅に戻り、周辺の住民と共に雪かきに追われていた。

 東京、埼玉、群馬、山梨の1都3県では20日午後2時現在、586世帯1062人以上が孤立状態となっている。