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NYダウ23ドル安 終値1万6130ドル

2014年2月19日 8:35

 18日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、製造業や住宅関連の指標が思わしくなかったことなどから、ダウ平均株価はやや値を下げた。

 連休明け18日のニューヨーク市場のダウ平均株価は、前週末比23ドル99セント安の1万6130ドル40セントで取引を終えた。一方で、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は前週末比28.75ポイント高の4272.78となった。

 18日は、ニューヨーク州の製造業の指標やアメリカの住宅建設業者の景況感を示す指標が発表されたが、いずれも内容が振るわなかった。このところアメリカの景気回復のペースが鈍っているのではないかとの指摘もあるが、一方で、アメリカを襲っている寒波によって客足が伸びていないだけという楽観的な見方もある。市場関係者の多くは経済指標を冷静に捉えているようだが、当面は取引の大きな材料はなく、様子見の値動きが続くのではないかと市場関係者は話している。