記録的な大雪が降ってから１８日で４日。交通機関などは徐々に復旧しているが、群馬や山梨などの山間部では１８日午後１１時現在、計２７１６世帯が孤立しているという。

　山梨県では１８日夜、落雪事故で富士吉田市の７０代の女性が死亡。また、笛吹市では７６歳の男性が車内でぐったりしているところを家族が発見した。一酸化炭素が原因で死亡したとみられている。

　孤立した地域で食料や灯油など物資の不足が心配される中、長野県ではセブン＆アイホールディングスがパンやカップラーメンなど５２００食分を輸送。空になった店の棚には、ようやく商品が並べられた。

　また、東京の台所・大田市場でも、雪で産地からの運搬が遅れ、野菜の出荷量に影響が出ているという。