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記録的大雪 国道18号で車の立ち往生続く

2014年2月17日 13:02
記録的大雪 国道18号で車の立ち往生続く

 先週末の記録的な大雪の影響で、群馬県安中市と長野県軽井沢町の間の国道18号線は碓氷バイパスから約30キロ車両が連なり、17日も通行止めが続いている。周辺では自衛隊による除雪作業が続いている。

 国道18号線は長野県小諸市の柏木から約30キロ離れた群馬県側まで全て通行止めとなっている。長野県の発表によると、国道18号線で滞留している車両は、軽井沢から小諸までの区間で400台に上る。碓氷バイパスでは270台の車両が滞留していた。これまで145台が救助されたが、午前11時30分現在も最大で120台が動けない状態。自衛隊が入り除雪しているが、動けない車をレッカー移動したり、道幅のあるところに寄せたりして開通を目指している。

 多くのドライバーは3日間、車の中で過ごしているが、17日の軽井沢は氷点下11.5℃の厳しい冷え込みとなっている。

 17日午前11時頃には心臓に持病がある男性ドライバーが、薬が切れて救急搬送された。路面は溶け始めていて滑りやすく、また、わだちもできていて、大変危険な状態となっている。