×

大雪で倒木か、列車乗り上げ脱線 日田市

2014年2月14日 10:37
大雪で倒木か、列車乗り上げ脱線 日田市

 13日夜、大分県日田市で、雪の重みで線路上に倒れたとみられる木に普通列車が乗り上げて脱線し、乗客の男性1人がケガをした。

 脱線事故があったのは大分県日田市のJR久大本線の天ヶ瀬駅と杉河内駅の間。JR九州によると、13日午後8時20分頃、1両編成の普通列車が倒木に乗り上げ脱線した。列車には当時、乗員と乗客計3人が乗っていて、このうち55歳の男性の乗客1人が肩を脱臼したとみられ、病院に搬送された。

 脱線事故や雪の影響で、現在も久大本線の日田駅から向之原駅の間が運転見合わせとなっていて、復旧のメドは立っていない。現場付近は雪が積もっていて、木は雪の重みで線路上に倒れたとみられている。

 列車の運転士は「見通しも悪くブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているという。