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民主・政調会長、中間提言を検討し直す考え

2014年2月13日 16:24

 民主党の作業チームによる「放射性廃棄物の最終処分場を安倍首相の地元である山口県に設置する」とした中間提言について、桜井政調会長は12日、検討し直す考えを示した。

 民主党の福島復興推進会議は、放射性廃棄物の最終処分場について、「原発輸出や原発再稼働にまい進している安倍首相自らが国家の最高責任者としての姿勢を示し、前面に出る」べきとして、安倍首相の地元である山口県に最終処分場を設置することを盛り込んだ中間提言をとりまとめ、今月8日の党大会で公表していた。

 これについて桜井政調会長は12日の会見で、党内の機関決定を受けずに公表されたなどの理由から、検討し直す考えを示した。

 提言の内容について党内からは、「あまりに稚拙だ」「実現可能性がない」などと問題視する声があがっていた。