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飼い主急病で猫51匹を保護、飼い主募集

2014年2月5日 22:06
飼い主急病で猫51匹を保護、飼い主募集

 福岡市で多くの猫を飼っていた男性が急病で倒れ、約50匹の猫が市の施設に引き取られた。

 福岡市動物愛護管理センターによると、市内の自宅マンションで60匹以上の猫を飼っていた30代の男性が先月、急病で倒れ、男性の関係者からセンターに51匹の猫を引き取ってほしいと要請があった。動物の引き取りは去年、法律が改正されて拒否できるようになったが、センターは今回、特例で受け入れを決めた。

 動物愛護管理センター・安河内清文所長「飼育放棄(遺棄)されると、周辺環境への影響が大きい。今回は特例的に引き取ることにした」

 5日現在、新たな飼い主が見つかっていない猫は43匹。福岡市動物愛護管理センターとボランティア団体「TNR-博多ねこ」は飼い主を探している。