“内閣府職員”ソウルでボートと船外機購入
福岡県で遺体で見つかった内閣府職員とみられる男性が、韓国のソウルでボートの船外機を購入し、釜山で自ら受け取っていたことがわかった。
内閣府勤務のキャリアの官僚は先月20日、北九州市で遺体で発見された。発見された際、ゴムボートに乗っていたとみられている。
職員とみられる男性はソウルで先月6日にボートを購入していた。北九州市で見つかったものと同じ型のボートで、さらに船を動かすための電動の船外機も購入していた。
ボート販売店の店員「(Q怪しい感じだった?)口や鼻を手で覆っていて、連絡先も教えてくれなかった」
男性は翌日、「アレックス」と名乗って店にメールを送り、ボートと船外機を400キロ南の釜山に送るよう依頼した。ホテルに預けられたボートを、「アレックス」と名乗る男性が受け取りに来たという。
ホテルから車で20分ほどの車用品店ではバッテリーとケーブルを購入した男性がいた。
「アレックス」を名乗る男性がソウルで購入した船外機は、電気で動くタイプで、バッテリーは船外機に取り付けるためのものだったのだろうか。
内閣府の職員は、ソウルのホテルにパスポートやパソコンを預けたままだったという。