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日経平均610円安 新興国経済への懸念も

2014年2月4日 17:12
日経平均610円安 新興国経済への懸念も

 4日の東京株式市場で日経平均株価は大きく値を下げ、終値は前日比610円66銭安の1万4008円47銭だった。

 アメリカの製造業の景況感が悪化したことや、景気の先行きに対し慎重な見方が広がったことから、投資家が運用のリスクを避ける動きが強まり、3日のアメリカ・ニューヨーク市場でダウ平均株価が急落した。

 この流れや新興国経済への懸念などから、4日朝の東京株式市場でも日経平均株価は取引開始から大幅に下落した。午後に入ってからも円相場が1ドル=100円台後半を付けるなど円高が進んでいることから、株価下落に拍車がかかった。

 東証1部の売買代金は概算で3兆6364億円。売買高は概算で42億3327万株。