STAP細胞 脊髄損傷のサル治療で実験中
新たな万能細胞・STAP細胞の作製に成功した理化学研究所の小保方晴子さんと共同研究を行っていたアメリカ・ハーバード大学のチームが、STAP細胞を使ってサルを治療する実験を進めていることが分かった。
2008年から小保方さんとともに研究を行ってきたハーバード大学の幹細胞研究の権威・バカンティ教授のチームは、STAP細胞を使って脊髄(せきずい)を損傷したサルを治療する実験を進めていることを明らかにした。
ハーバード大学医学部・小島宏司准教授「足が動かないサルにSTAP細胞を移植して、移植しないものと移植するもので(比べたら)良い結果が出た」
人間の細胞を使った研究も進めているということだが、バカンティ教授はこうした研究は「小保方さんがいなければ、なしえなかった」と強調した。
バカンティ教授「小保方さんはこれまでに会った中で、最も情熱を持って研究に打ちこむ科学者です。この20年間で最も優秀な学生です」
今後、再生医療への応用を目指す動きが進みそうだ。