ソチオリンピック開幕まで１週間となり、活躍が期待される日本代表選手団がロシア・ソチへ向け出発した。

　オリンピック開幕を７日後に控え、日本選手団の本隊がソチへ向け出発。役員を含むモーグルやボブスレーの代表など３７人が決戦の地へ旅立った。５大会連続出場となるモーグルの上村愛子選手は「いい滑りをすることを考えないといけないので、その滑りをした先にメダルというものがあったら本当に全員で喜べると思うので頑張りたい」と、悲願のメダル獲得へ向け静かな闘志を燃やした。

　また、先月右ヒザを痛めたものの、３大会連続のオリンピック出場を決断したモーグルの伊藤みき選手は「オリンピックは自分にとって特別な場所なので、こうやって出発できる日を迎えたことが　うれしく思います」とコメントした。

　出発前のセレモニーでは日本選手団の橋本聖子団長が日本勢の活躍に期待を述べた。

　橋本団長「日本の皆さんにソチの地から夢と希望と感動を毎日お届けできるように頑張りますので、ぜひチームジャパンに対して温かい、そして力強い応援をよろしくお願いします」

　選手団は３１日にソチに入り、来月１日に選手村の入村式に臨む予定。