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就業者数減少も完全失業率3.7%に改善

2014年1月31日 11:12
就業者数減少も完全失業率3.7%に改善

 去年12月の完全失業率は3.7%と前月よりも改善した。

 総務省が発表した去年12月の完全失業率は3.7%で、前月比0.3ポイント改善した。2007年12月以来の低い数字だが、就業者の数はむしろ減っていることなどから、総務省では「職探しを一時的に諦めた人が増えた結果、完全失業者の数が減った可能性があり、今後の推移を見守る必要がある」と話している。

 一方、厚生労働省によると、仕事を求める人、1人に対して企業からの求人がどれだけあるかを示す「有効求人倍率」は、去年12月は、前月比0.03ポイント改善し1.03倍となり、3か月連続で改善した。

 また、去年1年間の有効求人倍率の平均値も発表され、2012年より0.13ポイント改善して0.93倍だった。4年連続の改善。