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民主党・長妻議員の追及に安倍首相が反論

2014年1月31日 16:37
民主党・長妻議員の追及に安倍首相が反論

 国会では31日、衆議院の予算委員会で基本的質疑が始まり、午後の質疑で、民主党の長妻昭議員が安倍内閣と民主党政権との政策を比較したのに対し、安倍首相が声を荒らげて反論する場面があった。

 長妻議員「民主党と自民党の対立軸というものでございます。民主党、どういう社会を目指すのかということだが、全ての人に居場所と出番のある社会。そして、自民党はというと、総理おっしゃっている、どういう国目指すんだ、世界一企業が活動しやすい国。我々は、共助公助で自助を支えるんだと。自民党は自助自立が基本と」

 安倍首相「今、長妻さんのお話をうかがっていて、なぜ一昨年、大敗したのか、全然考えてこられなかったのかなという気がしたわけでございます。みなさんも3年間政権を担当してきて、ベースアップを検討するってことになりましたか?ならなかったじゃないですか、まったく。(資料を見ながら)ここにさまざまなことが書いてありますが、1%の物価上昇をめどとして、バブル起こさず、デフレ脱却。デフレ脱却できなかったじゃないですか」

 その上で、安倍首相は「不毛なレッテル貼りはやめ、お互いに政策論争をしていきましょう」と呼びかけた。