北朝鮮が、長距離弾道ミサイル実験の準備をしている可能性があることがわかった。

　今月９日に撮影された衛星写真を分析したアメリカの大学の北朝鮮研究機関「３８ノース」によると、北朝鮮北西部の東倉里にあるミサイル発射施設では、発射台の大規模な改修作業が続いている。完成すれば、２０１２年に発射された長距離弾道ミサイルよりも２５％大きなミサイルの発射が可能になるとみられている。

　ただ、施設全体で工事が続いているということで、３８ノースは「今年春までの間はミサイル発射実験はないだろう」と結論付けている。