海底火山噴火“25年”伊東市で想定訓練
今年7月で海底火山の噴火から25年を迎える静岡県伊東市で、火山の噴火を想定した訓練が行われた。
訓練は伊東市沖合の海底火山の活動が活発になり、気象庁の噴火警戒レベルが避難準備が必要な「レベル4」に引き上げられたという想定で行われた。
地元の警察や海上保安庁などから50人程が参加し、国道などにどのように交通規制をかけるか、市民や観光客からの問い合わせにどのように対応するのかなど手順を一つ一つ確認していた。
伊東市の沖合では、1989年に海底火山の噴火が起き、その後もマグマ活動が原因とみられる群発地震が繰り返し起きている。伊東市では、こうした訓練を通して火山の噴火に備えたいとしている。