山梨県都留市で学校給食を担当する調理員８人がノロウイルスに感染し、市は、市内すべての小・中学校の給食を停止した。

　ノロウイルスの感染が分かったのは、都留市の学校給食センターと小学校の調理場の調理員計８人。市が今週、調理員や配送員３８人を独自に検査したところ、８人の感染が分かった。

　感染の経路は分かっていないが、８人は発症しておらず、児童・生徒への感染や発症も確認されていないという。

　検査結果を受け、市では、子どもたちの安全を確保するため、２２日から市内１１の小・中学校すべてで給食を停止し、弁当を持参させる措置を取った。市は残る調理員の検査と施設の消毒を行った上で、調理員の回復状況をふまえて給食の再開時期を判断する。