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東京都知事選が告示 選挙戦始まる

2014年1月23日 10:42
東京都知事選が告示 選挙戦始まる

 猪瀬直樹前都知事の辞職にともなう東京都知事選挙が23日に告示され、これまでに10人が立候補し、17日間の選挙戦が始まった。

 今回の東京都知事選は、猪瀬直樹前知事が医療法人「徳洲会」グループ側から5000万円の現金を受け取っていた問題の責任をとって去年12月に辞職したことにともない行われるもの。

 立候補の受け付けは23日午前8時半に始まり、これまでに新人10人が立候補した。

 立候補したのは届け出順に日弁連前会長の宇都宮けんじ氏(共産党、社民党推薦)。元航空幕僚長の田母神としお氏。元厚労相のますぞえ要一氏(自民党都連、公明党都本部推薦)。元首相の細川護熙氏。また発明家のドクター・中松氏と起業家の家入かずま氏も立候補した。

 23日午前10時現在、自営業のひめじけんじ氏、弁護士の鈴木たつお氏、自営業の中川智晴氏、スマイル党総裁のマック赤坂氏も立候補している。

 選挙戦では首都直下地震などに備える防災対策や少子高齢化が急速に進む中、社会福祉政策をどう充実させるか。また2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会の準備をどう進めるかなどについて論戦が繰り広げられる見通し。

 東京都知事選は来月9日に投票が行われ、即日開票される。