政府は２１日、全閣僚と都道府県などが参加して新型インフルエンザの対策訓練を実施した。新型インフルエンザが海外で発生した直後を想定して行われ、首相官邸で開かれた対策本部会合では「医療機関への迅速な情報提供」「ワクチンの備蓄量の把握」などの基本的対処方針を決定した。

　政府は、新型インフルエンザ対策を国家の危機管理上、重大な課題と位置づけており、引き続き対策の充実を図りたいとしている。