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都知事選、幅広い政策課題の議論を~首相

2014年1月13日 11:48
都知事選、幅広い政策課題の議論を~首相

 アフリカ・モザンビークを訪問中の安倍首相は日本時間13日未明に同行記者団と懇談し、来月9日に投開票が行われる東京都知事選挙では幅広い政策課題が議論されるべきとの考えを示した。

 安倍首相は、東京都知事選挙で原発政策が争点の一つとなる可能性について「エネルギー政策は東京都だけでなく国民みんなの課題で、当然議論されると思うが、都知事としての課題についてもバランスよく議論されるべき」と述べ、少子・高齢化問題やオリンピック開催など幅広い政策課題が議論されるべきだとの考えを示した。

 また、安倍首相は、19日に投開票される沖縄・名護市長選挙で普天間基地(沖縄・宜野湾市)の名護市辺野古への移設が争点になっていることに関して「普天間基地の固定化は絶対に避けなければならない」などと述べ、選挙結果にかかわらず移設を進める考えを示した。さらに、集団的自衛権の行使を可能にする憲法解釈の見直しについては「スケジュールを今決めているわけではない」と述べるにとどまった。