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コロッケ衣から基準の260万倍の農薬

2014年1月7日 15:17
コロッケ衣から基準の260万倍の農薬

 マルハニチロの子会社が製造した冷凍食品に農薬「マラチオン」が混入していた問題で、農薬が検出されたコロッケの外側の衣部分の濃度が国の基準値の260万倍に上っていたことがわかった。

 群馬県によると、国の基準値の260万倍の2万6000ppmの濃度の農薬が検出されたのは「チーズがのびーるグラタンコロ!」の外側の衣の部分。一方で、衣で包まれた中身の農薬の濃度は4000ppmだったという。この商品は愛知県のスーパーで販売されたもので、会社側はこれまで商品の平均値をとって発表していた。

 群馬県は、衣部分に含まれる農薬の濃度が極端に高いことから、商品の加工後に農薬が混入された可能性もあるとみて調べている。