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“農薬混入の疑い”商品回収率は17%

2014年1月6日 19:07
“農薬混入の疑い”商品回収率は17%

 マルハニチロの子会社が製造した冷凍食品に農薬が混入していた問題で、対象商品の回収率が17%にとどまっていることが分かった。

 マルハニチロと子会社のアクリフーズは、高い濃度の農薬「マラチオン」が混入している疑いがある商品の回収率などを公表した。発表によると、消費者から群馬工場へ返品された数と、スーパーなどから回収した数を合わせて、これまでに111万3825パックが回収されたという。回収対象の商品は640万パックあり、約17%しか回収できていないことになる。

 また、これまでに消費者からの問い合わせは約45万6000件に上り、返送先や返送方法に関するものが全体の約6割から7割を占めているという。