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凍てつく海で鍛錬…空手の寒稽古 青森市

2014年1月3日 13:54
凍てつく海で鍛錬…空手の寒稽古 青森市

 青森市の浜辺で3日朝、空手の寒稽古が行われ、道場の練習生たちが凍(い)てつく海で鍛錬し、一年の精進を誓った。

 辺りが真っ暗な午前5時半、青森市の浜辺で極真会館・青森県総本部の鹿内道場が今年の稽古始めとなる寒稽古を行った。寒稽古には、極真空手を学ぶ子どもから大人まで道場の練習生50人が参加した。練習生たちは、砂浜で沖に向かって並びながら突きや蹴りなどの稽古を行って体を温めた後、胴着を脱いで海に入った。

 3日朝の気温は氷点下0.5℃、凍てつく寒さの中、腰まで海水につかった練習生たちは円になり、鋭い掛け声とともに突きを繰り出して心身を鍛え上げていた。

 練習生たちは厳しい稽古始めを通し、今年1年の心身の精進を誓っていた。