２日、皇居では新年恒例の一般参賀が行われた。

　天皇陛下「新しい年を共に祝うことを、誠に喜ばしく思います。本年が国民一人ひとりにとり、安らかな穏やかなものであることを願っています。年の初めにあたり、わが国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります」

　天皇・皇后両陛下は、皇太子ご夫妻や皇族方と共に午前・午後合わせて５回、宮殿のベランダに姿を見せ、人々に笑顔で手を振って応えられた。

　皇居には２日、平成に入って２番目に多い８万１５４０人が訪れ、新年を祝った。

　宮内庁によると、陛下の叔父にあたる東伏見慈洽氏が１日に死去したことを受け、両陛下は、毎年、一般参賀の日に宮殿で皇族方と共にする昼食を２人でとられたという。