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コロッケ少量で吐き気も…毒性の評価を訂正

2013年12月31日 7:36
コロッケ少量で吐き気も…毒性の評価を訂正

 大手食品会社「マルハニチロ」の子会社が生産した冷凍食品の一部から農薬が検出された問題で、マルハニチロは31日未明、記者会見を行い、これまで発表していたよりも少ない量で吐き気などを催す可能性があることを明らかにした。

 マルハニチロは会見で、冷凍食品の一部から検出された農薬「マラチオン」について、コーンクリームコロッケの場合、体重20キロの子どもが、8分の1個食べると吐き気や腹痛などを起こす可能性があると発表した。当初、マルハニチロは、一度に60個食べないと健康に影響はないとしていたが、厚生労働省からの指摘で、毒性の評価を訂正している。

 マルハニチロによると、これまでに、東京都や福岡県など全国の13の都府県から計20の商品が返送され、そのうち9つの商品から、農薬「マラチオン」が検出されたという。

 子会社の「アクリフーズ」は、社内に調査委員会を立ち上げ、原因究明につとめるとしている。

 <問い合わせ先>
アクリフーズお客様センター:0120-69-0149
受け付け時間:午前9時~午後5時