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なぜ?冷凍食品に“農薬”県が立ち入り調査

2013年12月30日 11:57
なぜ?冷凍食品に“農薬”県が立ち入り調査

 大手食品会社「マルハニチロ」の子会社が生産した冷凍食品の一部から農薬が検出された問題で、群馬県は30日朝から、製造された工場の立ち入り調査を行っている。

 群馬県が立ち入り調査を行っているのは、マルハニチロの子会社「アクリフーズ」の群馬工場。30日午前10時半頃、館林保健福祉事務所の担当者ら4人が工場に入り、加工方法や保存方法など全ての製造過程をチェックするという。

 マルハニチロによると、先月から今月にかけて、冷凍食品から「異臭がする」などの苦情が寄せられ、検査をした結果、商品から殺虫剤に使われる農薬の一種「マラチオン」が検出されたという。いずれも、「アクリフーズ」群馬工場で作られたピザやコロッケなどだった。

 この工場で作られた冷凍食品は自主回収が進められているが、この農薬は群馬工場では使われていないということで、混入した原因について現在調査中だという。

 <問い合わせ先>
アクリフーズお客様センター:0120-69-0149
受け付け時間:午前9時~午後5時