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復興特需のホテル、1億2千万円の所得隠し

2013年12月27日 15:27
復興特需のホテル、1億2千万円の所得隠し

 東日本大震災の復興需要で売り上げを伸ばしたにもかかわらず、赤字を装っていたとして、宮城県仙台市のホテルの運営会社が、東京国税局から約1億2000万円の所得隠しを指摘されていたことがわかった。

 所得隠しを指摘されたのは東京・港区のホテル運営会社「ケイコーポレーション」。関係者によるとケイコーポレーションは、運営する仙台市内のホテルが震災の復興需要で満室が続き、実際には売り上げを伸ばしていたにもかかわらず、例年と同じ稼働状況で赤字であるかのように装っていたという。

 指摘された所得隠しは去年までの6年間で、約1億2000万円で、重加算税を含め約4000万円が追徴課税されたという。ケイコーポレーションはすでに修正申告を済ませたもよう。