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皇居彩る新年の“春飾り”づくり公開

2013年12月26日 3:14
皇居彩る新年の“春飾り”づくり公開

 新年の皇居を彩る伝統の「春飾り」をつくる様子が公開された。

 「春飾り」とは正月に飾る伝統の寄せ植え盆栽のことで、新年三が日に宮殿や御所の玄関や車寄せに飾られる。25日は皇居内で仕上げの作業が行われた。梅の木を中心に、松や竹、千両、万両など縁起が良いとされる草木があしらわれているが、大きなものは2メートルを超え、樹齢が150年を超える木もあるという。

 盆栽を担当する職員によると、新年に梅の花が見頃になるようにストーブで暖めるなどの調整が行われるが、今年はその必要がなく、皇居や赤坂御用地内でコケを集める作業も順調だったという。この「春飾り」は、30日から飾られる。