先月、マツダの自動ブレーキシステムの試乗会で、車が停止せずフェンスに衝突した事故で、マツダは、車体やシステムに異常はなかったと発表した。

　この事故は先月１０日、埼玉県深谷市でマツダ「ＣＸ－５」の自動ブレーキシステムの試乗会を行ったところ、車が停止せずにフェンスに衝突し、試乗していた男性客と、助手席にいた販売員がケガをしたもの。マツダは２６日、警察との合同調査の結果、事故を起こした車には車体やシステムの異常はなかったと発表した。

　この自動ブレーキシステムは、時速３０キロ以上では作動しない仕組みになっており、警察は引き続き事故の詳しい原因を調べている。