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汚染水から除去できないトリチウムで初会合

2013年12月25日 22:25
汚染水から除去できないトリチウムで初会合

 経済産業省は、福島第一原発の汚染水から最終的に除去できない放射性物質・トリチウムを含んだ水の取り扱いについて、検討会「トリチウム水タスクフォース」を立ち上げ、25日に初会合を開いた。

 福島第一原発の汚染水は、浄化を行っても現在の技術ではトリチウムだけは完全取り除くことができない。このため、最終的に残るトリチウムを含んだ水の取り扱いについて、経産省は放射線医学や環境科学などの専門家からなる検討会を立ち上げ、25日に初会合を行った。

 会合では、今後、貯蔵や放出のリスクなどについて専門的に検討し、トリチウム水をどう処理するのか複数の選択肢について評価を行う方針。