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広島・長崎両市長が米・ケネディ大使と面会

2013年12月16日 16:52
広島・長崎両市長が米・ケネディ大使と面会

 広島市と長崎市の市長が16日、アメリカのキャロライン・ケネディ大使と面会し、オバマ大統領の被爆地訪問実現に向けた働きかけを要請した。

 16日午前9時半、広島市の松井一実市長と長崎市の田上富久市長は東京都港区のアメリカ大使館を訪れ、約30分間、ケネディ大使と面会した。先週、長崎を訪問したケネディ大使に、松井市長は広島への訪問を要請。両市長が「オバマ大統領の被爆地訪問実現にも力を尽くしてほしい」と話すと、大使からは、大統領宛てに直接要請文を送るようアドバイスがあったという。

 松井市長「言葉の端々に、核兵器のない平和な世界を、ご自身も本当に願っているというのがよく分かった。いいパートナーとして、日米の架け橋となってもらえればありがたい」

 田上市長「平和記念式典への参加についても、ルース前大使が出席したことも非常にいいことだと思っていたということと、自身の参加も前向きに考えているということもおっしゃっていた」