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食べ続けて大漁祈願「おこもり」 青森

2013年12月16日 13:07
食べ続けて大漁祈願「おこもり」 青森

 青森県佐井村牛滝地区の伝統行事「おこもり」が15日夜に行われ、地区の男たちが神社にこもってご飯やすまし汁を食べ続け、大漁と無病息災を祈願した。

 江戸時代に始まったとされる「おこもり」は毎年12月15日と1月15日に地区の牛滝神明宮で行われる。15日は午後9時過ぎから地区の男たち30人が集まり、ご飯と豆腐のすまし汁、たくあんとぜんまいの辛子あえをおなかがいっぱいになるまで食べ続ける。男たちは給仕役にせき立てられ、競うようにおかわりを催促していた。

 ご飯と汁を食べ続ける「おこもり」は夜遅くまで続き、男たちが大漁と無病息災を祈っていた。