×

今後5年間の自衛隊装備は…全容が判明

2013年12月13日 18:27
今後5年間の自衛隊装備は…全容が判明

 自衛隊の装備を記した中期防衛力整備計画の全容が判明した。

 来週、閣議決定される中期防衛力整備計画は、今後5年間で購入する自衛隊の装備を記したもので、尖閣諸島など離島防衛を強化するため、新型輸送機・オスプレイを17機購入し、2015年度からの導入を目指す。新たに編成される離島防衛の専門部隊「水陸機動団」には、水陸両用車52両を配備する。また、中国や北朝鮮の動向を常時、警戒・監視するため、無人偵察機3機の購入を決めた。

 一方、新たな防衛大綱で大幅削減を決めた戦車に代わり、高速で走行できる機動戦闘車を99両導入する。防衛費総額の上限は24兆6700億円で、民主党政権時と比べて1兆円以上の増額となる。