マンデラ氏追悼式典 手話通訳者“偽者”か
南アフリカ・ヨハネスブルクで10日に行われたネルソン・マンデラ元大統領の追悼式典で、壇上の手話通訳がデタラメだったとの疑惑が浮上している。
世界の首脳らの隣に立ち、手話通訳をしていると思われた男性。地元メディアなどは、現地の聴覚障害者らの話を基に、この男性の手話がデタラメだったと報じている。
男性はオバマ大統領のスピーチでも手話通訳をしていたが、アメリカ・ホワイトハウスは「男性はステージに上がる機会を楽しんでいたように思える」と冷ややかにコメントしている。
男性は現在、行方が分かっていない。
また、式典には世界の首脳クラス約90人が出席しており、警備上の問題も指摘されている。