北海道滝川市内の道央自動車道で、道路上に亀裂が複数か所見つかり、緊急工事が行われた。

　見つかった亀裂は、長さ１０メートルと２メートルのものがそれぞれ２か所で、段差は最大で１５センチもあった。

　亀裂が発生したのは、道央自動車道の滝川ＩＣから深川ＪＣＴに向かう区間。１１日早朝のパトロールで発見されたが、その１時間前のパトロールでは問題なかったという。ＮＥＸＣＯ東日本では、この区間を通行止めにして緊急工事を行い、１２日午後２時過ぎに全面復旧した。

　専門家を現地に派遣して原因を調査しているが、この道路は盛り土で造られていたという。道路の下に地下水が流れていると雨などで水位が上昇したときに盛り土が崩れやすくなるため、専門家は、地下水がなかったかどうかも含めて原因を調査している。