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大阪桐蔭・森選手ら、転落男性救助で表彰

2013年12月9日 21:22
大阪桐蔭・森選手ら、転落男性救助で表彰

 今年のプロ野球ドラフト会議で西武から1位指名を受けた大阪桐蔭高校・森友哉選手(18)が、線路に転落した男性を救助したとして、JRから感謝状が贈られた。

 9日午後、森選手は、3年の副キャプテン・久米健夫選手と共に人命救助を表彰され、制服姿で感謝状を受け取った。森選手は、去年の甲子園で春夏連覇を達成した大阪桐蔭高校でキャプテンを務め、今年のプロ野球ドラフト会議で西武に1位指名された。

 先月16日午前7時25分頃、大阪・JR新今宮駅で、目の不自由な男性が誤ってホームから転落した。2人は線路上におり、男性をホームに持ち上げて救助した。

 森選手「久米の方から『森行くぞ!』といきなり声をかけられて、自分は何かわからなかったが、ついて行ったら、おじいちゃんが倒れていて」

 「当たり前のことというか、ここまで大ごとになることではないと2人とも思っていた」-2人は、駅員に名前を告げることもなくその場を立ち去ったが、持っていたかばんに書かれた「大阪桐蔭野球部」の名前から、救出したのが森選手らだったと判明したという。