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脳死判定の少年の心臓、10代少女に移植

2013年12月8日 3:39

 6日に臓器移植法に基づいて脳死と判定された10代前半の少年から臓器を摘出する手術が7日午前に行われ、心臓は、無事、10代の少女に移植された。

 長崎県大村市にある国立病院機構「長崎医療センター」で6日、法律に基づく脳死と判定された10代前半の少年から臓器を摘出する手術は、7日午前6時17分に始まり、午前9時半に終了した。少年の心臓は岡山大学病院に運ばれ、拡張型心筋症の10代の少女への移植手術は、7日正午前に無事、終了した。

 少年からは、この他3人に肝臓、腎臓、膵臓(すいぞう)と腎臓がそれぞれ提供された。