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両陛下、来年1月の伊豆大島訪問を検討

2013年11月29日 23:41

 宮内庁は、天皇・皇后両陛下が来年1月下旬にも東京・伊豆大島を訪問し、土砂災害の被災者を見舞われることを検討していると明らかにした。

 宮内庁は29日、両陛下は土砂災害のあった伊豆大島を「できるだけ早く訪問して被災者のお見舞いをしたい」との気持ちを持たれていて、東京都との間で訪問を調整していることを明らかにした。来年1月下旬以降で検討され、日帰りとなる方向。

 伊豆大島では35人の死亡が確認され、いまだに4人の行方が分かっておらず、多くの人が避難生活を続けている。両陛下は避難生活を送る被災者を見舞うほか、被害状況などの説明を受けられる予定だという。

 両陛下は震災や火山噴火の被災地を度々訪問しているが、豪雨災害でも1999年に栃木・福島豪雨災害の被災地を見舞われている。